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土壌のPH~石灰について~
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人と同じように植物もまた、弱酸性の状態が適しています。
堆肥などの栄養分は勿論のこと、土壌のPHをより良い状態にする為にも、石灰は土作りにおいて大事なものです。
雨が降り酸性化が進んでしまった土壌では、微生物も活動することができず根が傷みリン酸を上手に吸収できなくなります。
その為、収穫量が減ってしまうなど、酸性の環境下では野菜の生育に悪影響を及ぼしてしまいます。
酸性に偏ってしまった土壌を、PH6.0~6.5の弱酸性の状態に調整する為に、目的にあった石灰を利用していきましょう。
土の酸性を中和するには、消石灰や苦土石灰を利用します。
消石灰は中和する成分を多く含む為、初期の土作りの際に使用します。
苦土石灰は苦土成分と石灰成分の二つが含まれますので、作付け前に毎回使用していかねばなりません。
また消石灰や苦土石灰は、成分の濃度が高い為、種や苗を植えるのは、土に施してから2週間程度経ってからとなります。
このような点から扱い方が難しいので、慣れるまでは天然石灰などを利用するのが良いでしょう。
天然石灰であれば、土に施してからすぐに種を撒く事ができるので、夏場の作付け前に撒くのも良い方法といえます。
石灰の代わりとして貝殻も利用することができます。
貝殻そのものを土に混ぜ込むのではなく、焚き火などの際、火に投げ入れボロボロに砕いたものを使用します。
また、石灰よりも成分が少ないので、石灰を入れるよりも多めの量を撒く必要があります。
園芸店などで購入した新しい土は、弱酸性の状態を保っているので、石灰を混ぜ込む必要はありません。
しかし、一度使用した土を再利用する時は、石灰を利用して土壌改良していきましょう。